さらにイヤホンと違ってヘッドホンはドライバーと鼓膜の距離も開きます。
外耳道の長さは成人でおよそ30~35mmなので、ドライバーが大口径化しやすい磁気平面駆動型ヘッドホンは耳穴から40mmとか遠退いて、ここでもパワーがおよそ八割引きされてしまうわけです。
しかもヘッドホンから出た音波の大部分は耳穴以外のどっかに当たって跳ね返る。
こうした諸々あるからイヤホンは省エネ動作するのですね。
ちなみに、人間の聴覚特性は指数的なので、音が3倍でかいと思ったらエネルギー換算で10倍でかいし、10倍でかく感じるなら100倍でかいし、100倍でかく感じるなら1万倍の差になる。
