三宅 芳夫 on Nostr: ...
昨日、岸本聡子杉並区長が大差で再選されたが、同日オーストリア第2の都市グラーツでエルケ・カール市長(共産党)も2021年に続いて再選。
グラーツ市長は直接選挙ではなく、市議会議員による間接選挙だが、今回共産党は得票率を7%伸ばして、35.8%となり第一党。2021年からの公営住宅の増設、文教、介護政策の充実などの政策が強く支持された形だ。
元来、オーストリアはWWIのハプスブルク帝国解体の後、カール・レンナー(首相)、オットー・バウアー(多民族問題と社会主義連邦制の関係の専門家)などの指導者の下、社会民主党が政権を担った地域である。
また両大戦期のウィーン市政では社会民主党政権の下、大規模な労働者住宅制度が実行され、「赤いウィーン」と称された。
「赤いウィーン」はムッソリニーニに支援されたオーストリア・ファシズムによって弾圧され、その後ナチスによる「オーストリア併合」によって一時はその命脈は断たれた。
WWII後は冷戦体制の前線で共産党は低迷。ただし、社会民主党は長く与党となり、戦後の福祉国家建設に貢献した。
現在、新自由主義的再編の中で、「中道化」した社会民主党は支持を失い、極右がオーストリアでも伸長している。
この文脈において、グラーツ市での共産党市長の再選の意味は大きいだろう。
Published at
2026-06-30 02:50:04 UTCEvent JSON
{
"id": "c825925faa41d5a439553cf576c202ea72d5ff81cce3c0e1e9f0431a9d4ad511",
"pubkey": "ea17953d90df9934ccf8f9b9d4e818eaf961439dbd5316b58513e1622b235c0b",
"created_at": 1782787804,
"kind": 1,
"tags": [
[
"proxy",
"https://fedibird.com/users/yoshiomiyake/statuses/116836781540183167",
"activitypub"
],
[
"client",
"Mostr",
"31990:6be38f8c63df7dbf84db7ec4a6e6fbbd8d19dca3b980efad18585c46f04b26f9:mostr",
"wss://relay.ditto.pub"
]
],
"content": " 昨日、岸本聡子杉並区長が大差で再選されたが、同日オーストリア第2の都市グラーツでエルケ・カール市長(共産党)も2021年に続いて再選。\n\n グラーツ市長は直接選挙ではなく、市議会議員による間接選挙だが、今回共産党は得票率を7%伸ばして、35.8%となり第一党。2021年からの公営住宅の増設、文教、介護政策の充実などの政策が強く支持された形だ。\n\n 元来、オーストリアはWWIのハプスブルク帝国解体の後、カール・レンナー(首相)、オットー・バウアー(多民族問題と社会主義連邦制の関係の専門家)などの指導者の下、社会民主党が政権を担った地域である。\n\nまた両大戦期のウィーン市政では社会民主党政権の下、大規模な労働者住宅制度が実行され、「赤いウィーン」と称された。\n\n「赤いウィーン」はムッソリニーニに支援されたオーストリア・ファシズムによって弾圧され、その後ナチスによる「オーストリア併合」によって一時はその命脈は断たれた。\n\nWWII後は冷戦体制の前線で共産党は低迷。ただし、社会民主党は長く与党となり、戦後の福祉国家建設に貢献した。\n\n現在、新自由主義的再編の中で、「中道化」した社会民主党は支持を失い、極右がオーストリアでも伸長している。\n\nこの文脈において、グラーツ市での共産党市長の再選の意味は大きいだろう。",
"sig": "fc1403dea0a3065d873ab87bce460cf2250dde4b0966e3ebaaf4fb719c8e4e0b808b83748febc1fc14e0dcf31f9a1c50d38727a881716f18da345b2f305f519e"
}