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2026-10-15 09:53:55 UTC
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fukuyoken3daime on Nostr: 『・・・ ...

『・・・ 高麗博物館朝鮮女性史研究会の大場小夜子代表(73)が説明する。「当時は就学率が低く、日本語の契約書も読めない女性が多かった。親元から売られ、本人の意思とは関係ないところで職業に就かされた。今の時代で言うと、海外でパスポートを取り上げられ、売春を迫られるような状況だ」

 女性たちはその後、どこに行ったのだろうか。各地では「いつの間にかいなくなった」などと伝えられる。毎日新聞は8月、前身に炭鉱・鉱山経営企業を持つ4社に戦時下の産業慰安所について取材を申し込んだが、2社は「当時を知る資料も従業員も残っていない」「当時の企業は倒産し別法人となっている」などと回答。残り2社は無回答だった。

 日本政府が産業慰安所にどのような見解を持っているかも聞いてみた。日本政府については、日本軍が関与した「慰安婦」については歴代政権によりたびたび国会答弁などで言及があり、外務省も正式見解をホームページで公表している。一方、国内にあった朝鮮人労働者向けの産業慰安所については、ほとんど取り上げられていない。

 毎日新聞は朝鮮出身の徴用者の名簿管理や遺骨返還などを所管する厚生労働省の人道調査室に問い合わせたが「産業慰安所に関する資料はなく、存在も認知していない」との返答だった。

 終戦から81年が過ぎた。「なかったこと」にされる産業慰安所を巡る記憶に、西田さんは危機感を覚える。現代にも通底した問題が潜んでいるからだ。

 「抑圧された男性からさらに弱者の女性へと抑圧の連鎖が続き、性支配の犠牲にされた朝鮮人女性は、民族差別と性暴力との複合差別の構造の中にあった。これらは戦時下の特殊な事例だとはいえず、個人の人権が尊重されない現代でも形を変えて性暴力の被害者が生み出されている」』