> 獣害、キハラさんとこの棚田はどうやって守ってるんだろう。
稲作の獣害に対しては、田圃(または田圃群)の周囲に電気柵を張り巡らすというのが定石になっています。
集落の農地と住宅地の全体を囲む金網の害獣防止柵が設置されています。何でも 1m あたりの単価が 10,000 円だそうなので、行政が補助金を出してくれる場合でなければ設置は不可能です。うちの集落では 30 年ぐらい前かな、はるか昔に設置しました。
これは、でも、点検保守作業が不可欠なんです。倒木や小規模土石流でつぶされたり、イノシシが地面との間に大きな穴を掘ったりします。沢筋など湿った箇所では経年劣化により金網が腐食して穴が開きやすくなります。なので、うちでは毎年 3 回の点検・補修が予定されています。隣の集落では毎月点検しているとか。
それと、手間がかかる割に、集落を囲むこの金網の効果は非常に限定的なんです。たとえば、道路や川をつたって侵入してくる害獣は防ぐことが出来ない。だから、どうしても各農家で自分の農地を害獣から守る必要が残ります。