zer01chi on Nostr: アルトコインは詐欺みたいなもので、 $XRP ...
アルトコインは詐欺みたいなもので、 $XRP も怪しく、ERCで管理された $ETH も微妙で、暗号通貨の租である $BTC も問題があり、法定通貨も信用できなくなってきて、金にしか価値がないという方が、またにいる。
しかし金の価値は、本物だろうか?
貨幣論を遡れば明らかなように、かつては物々交換なので貨幣は存在しなかった。原始経済には貨幣はない。
じゃあ貨幣の起源は何かというと、貝殻という説がある。腐らず運びやすく、美しさで希少価値のある貝殻を物々交換の仲介物にし、生産物の価値を置き換えて保存した。
貝貨の誕生である。
この貝貨の誕生からの貨幣経済の中で、希少性の高い金を使う金貨が誕生して、生産物との仲介物として、金の価値が意識されるようになった。
ちなみに最古の金貨は、約2700年前のトルコ西部のリディア王国で製造された金と銀の合金で作られたエレクトロン貨。
なので、2000年以上もの月日の中で、衣食住に使う生産物と交換できると信用したことで、生産物の価値が金に移転したものが金の価値のベースといえる。
そこに金融的な価値が付加されて、今の金の価値が生み出されてると考えるのが妥当だろう。
金は、有事の時に持って逃げやすく、逃げた先で生産物と交換しやすいがゆえ、1970年代の米ソ冷戦で有事の金なんて言葉も誕生した。
実際、1980年1月のソ連によるアフガン侵攻で史上最高値の約6,495円/gまで暴騰、その後下がるが1982年4月のフォークランド紛争による急騰もある。
しかし、その後は有事があっても大きく変化はなく、1990年の湾岸戦争でも大きな変化はない。
むしろ1991年のソ連崩壊で、アメリカ一強となり、ドルは世界中の取引に使われ、世界経済の基軸通貨となり、金よりドルになる。
金の価値が最も下がった時期と言える。
しかし、2001年のアメリカ同時多発テロ以降は、アメリカの信用、アメリカ経済の信用、アメリカドルの信用が揺らいだ時に、ドルの価格が下がり、金の価格が上がり出す。
例えば2007年のサブプライムローン問題では、債権化されたローンへの投資から資金が逃げ、金価格は上昇する。
その後の2008年のリーマンショックでは、世界的な金融危機から赤字を埋めるために金融資産の現金化が迫られ、金も売られて急落する。
まさに金の本質的な価値ではなく、金融的価値で上がり下がりしている。
2024年の金4500トンの需要内訳を見ても、宝飾で44%、投資で26%、中央銀行などが23%、産業で7%という数字が出ている。
これだけ見ても、需要の半分が金融機関の確保や、投資目的の売買で、価格の上下を生んでいることが分かる。
そして一番大きな宝飾需要でさえ、貝貨のように宝飾品の美しさという主観的な価値で、価値が水増しされて売買されており、金そのものの価値と言えるか怪しい。
さらに東南アジアでは、万が一の時の持ち運べる財産という理由で、多くの金が購入されている。
なので本当の意味で金の物性的な価値を示しているのは、産業分野での消費ぐらいなのかもしれない。
全体の7%。
特に2000年以降は世界のデジタル化が進み、電子機器として金が消費される量が増えている。
なのでこれらをWeb3用語で例えるなら、個人による宝飾HODL、国家や銀行などによる通貨担保HODL、投資家や投機家によるトレード、産業によるバーンと言えなくもない。
それに対して供給は、金鉱山とリサイクルからのマイニング。
こうやって金の価値を見ていくと、言われるほど本物だろうか。
法定通貨や暗号通貨との違いは、衣食住などの材料に金が消費されている点になる。
その他は、信用創造による価値の水増しが、金の価値の正体と言えるのではないだろうか。
供給側から金の価値を見ると、採掘コストは1g当たり45ドルなどと試算されている。
一方で最新の金の市場価格は、1g当たり135ドルほど(2026年10月)。
今の市場価格から、採掘コストと流通販売コストを引いたものが、信用創造で水増しされた価値になる。
科学技術が発達し、海水から金が採集できるようになり、今の採掘コスト以下で、さらに大量の金が得られる時代が来る可能性がある。
Web3用語でいえば、天井なく発行可能なアルトコインに近いものに成り下がる可能性。
その時には信用によって水増しされた価値は吹き飛び、産業消費という需要と、海水からの抽出コストによる供給のバランスで、価格は収束するかもしれない。
この瞬間までは、金は買えと煽り、価格上昇のピークを見定めたら利確して離脱するなら、金も暗号通貨と一緒なのかもしれない。
ちなみに、2026年3月の直近ピーク時の金価格は、1gで30,000円ほどで、それが今では23,000円台になっている。
2割ぐらい下落しているが、トレンドはまだ下がっており、22,000円台まで下落するなんて予想も出始め、ここを下回り出すと最悪20,000円を切るとまで予想が出てきている。
VUCAの時代、金の価値も不安定になってきてるのかもしれない。
そして、次の大きな不安定を生むイベントは、来月11月3日のアメリカの中間選挙でしょうね。
Published at
2026-10-16 10:42:51 UTCEvent JSON
{
"id": "a9becdc7b2837944457f04bf2d35af204668a9d07317b9355740a9a7ee95dda0",
"pubkey": "96ac4d04bc403e679f009cf0ea68ec1b744d8cfc6f62e73865d8d82135536a0d",
"created_at": 1792147371,
"kind": 1,
"tags": [],
"content": "アルトコインは詐欺みたいなもので、 $XRP も怪しく、ERCで管理された $ETH も微妙で、暗号通貨の租である $BTC も問題があり、法定通貨も信用できなくなってきて、金にしか価値がないという方が、またにいる。\n\nしかし金の価値は、本物だろうか?\n\n貨幣論を遡れば明らかなように、かつては物々交換なので貨幣は存在しなかった。原始経済には貨幣はない。\n\nじゃあ貨幣の起源は何かというと、貝殻という説がある。腐らず運びやすく、美しさで希少価値のある貝殻を物々交換の仲介物にし、生産物の価値を置き換えて保存した。\n\n貝貨の誕生である。\n\nこの貝貨の誕生からの貨幣経済の中で、希少性の高い金を使う金貨が誕生して、生産物との仲介物として、金の価値が意識されるようになった。\n\nちなみに最古の金貨は、約2700年前のトルコ西部のリディア王国で製造された金と銀の合金で作られたエレクトロン貨。\n\nなので、2000年以上もの月日の中で、衣食住に使う生産物と交換できると信用したことで、生産物の価値が金に移転したものが金の価値のベースといえる。\n\nそこに金融的な価値が付加されて、今の金の価値が生み出されてると考えるのが妥当だろう。\n\n金は、有事の時に持って逃げやすく、逃げた先で生産物と交換しやすいがゆえ、1970年代の米ソ冷戦で有事の金なんて言葉も誕生した。\n\n実際、1980年1月のソ連によるアフガン侵攻で史上最高値の約6,495円/gまで暴騰、その後下がるが1982年4月のフォークランド紛争による急騰もある。\n\nしかし、その後は有事があっても大きく変化はなく、1990年の湾岸戦争でも大きな変化はない。\n\nむしろ1991年のソ連崩壊で、アメリカ一強となり、ドルは世界中の取引に使われ、世界経済の基軸通貨となり、金よりドルになる。\n\n金の価値が最も下がった時期と言える。\n\nしかし、2001年のアメリカ同時多発テロ以降は、アメリカの信用、アメリカ経済の信用、アメリカドルの信用が揺らいだ時に、ドルの価格が下がり、金の価格が上がり出す。\n\n例えば2007年のサブプライムローン問題では、債権化されたローンへの投資から資金が逃げ、金価格は上昇する。\n\nその後の2008年のリーマンショックでは、世界的な金融危機から赤字を埋めるために金融資産の現金化が迫られ、金も売られて急落する。\n\nまさに金の本質的な価値ではなく、金融的価値で上がり下がりしている。\n\n2024年の金4500トンの需要内訳を見ても、宝飾で44%、投資で26%、中央銀行などが23%、産業で7%という数字が出ている。\n\nこれだけ見ても、需要の半分が金融機関の確保や、投資目的の売買で、価格の上下を生んでいることが分かる。\n\nそして一番大きな宝飾需要でさえ、貝貨のように宝飾品の美しさという主観的な価値で、価値が水増しされて売買されており、金そのものの価値と言えるか怪しい。\n\nさらに東南アジアでは、万が一の時の持ち運べる財産という理由で、多くの金が購入されている。\n\nなので本当の意味で金の物性的な価値を示しているのは、産業分野での消費ぐらいなのかもしれない。\n\n全体の7%。\n\n特に2000年以降は世界のデジタル化が進み、電子機器として金が消費される量が増えている。\n\nなのでこれらをWeb3用語で例えるなら、個人による宝飾HODL、国家や銀行などによる通貨担保HODL、投資家や投機家によるトレード、産業によるバーンと言えなくもない。\n\nそれに対して供給は、金鉱山とリサイクルからのマイニング。\n\nこうやって金の価値を見ていくと、言われるほど本物だろうか。\n\n法定通貨や暗号通貨との違いは、衣食住などの材料に金が消費されている点になる。\n\nその他は、信用創造による価値の水増しが、金の価値の正体と言えるのではないだろうか。\n\n供給側から金の価値を見ると、採掘コストは1g当たり45ドルなどと試算されている。\n\n一方で最新の金の市場価格は、1g当たり135ドルほど(2026年10月)。\n\n今の市場価格から、採掘コストと流通販売コストを引いたものが、信用創造で水増しされた価値になる。\n\n科学技術が発達し、海水から金が採集できるようになり、今の採掘コスト以下で、さらに大量の金が得られる時代が来る可能性がある。\n\nWeb3用語でいえば、天井なく発行可能なアルトコインに近いものに成り下がる可能性。\n\nその時には信用によって水増しされた価値は吹き飛び、産業消費という需要と、海水からの抽出コストによる供給のバランスで、価格は収束するかもしれない。\n\nこの瞬間までは、金は買えと煽り、価格上昇のピークを見定めたら利確して離脱するなら、金も暗号通貨と一緒なのかもしれない。\n\nちなみに、2026年3月の直近ピーク時の金価格は、1gで30,000円ほどで、それが今では23,000円台になっている。\n\n2割ぐらい下落しているが、トレンドはまだ下がっており、22,000円台まで下落するなんて予想も出始め、ここを下回り出すと最悪20,000円を切るとまで予想が出てきている。\n\nVUCAの時代、金の価値も不安定になってきてるのかもしれない。\n\nそして、次の大きな不安定を生むイベントは、来月11月3日のアメリカの中間選挙でしょうね。",
"sig": "a9d6b85ca1ce3df91be8baed95b8f516b0be0ebfce6342d8655e7ceaf583641030be722e93ba8eaa88f35ee768b72c6d3c9c2037abc6957b8d1c041e733325e9"
}